サイエンティスト Scientisit | ||||
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登場人物 | 監督からのメッセージ | ||
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アーパッド・プ
シュタイ Arpad Puszutai 生化学者 英国・スコットランドのローウェット研究所に35年間在職。1995年から遺伝子組み換えジャガイモの安全性を確認するために ラットへの給餌実験を行ったところ、脳や臓器の発達異常、免疫システムの異常などを発見した。 1998年にTVインタビューでこれを発表し世界中に衝撃を与えたが、2日後に終身停職処分を受ける。研究に関するいっさいの発 言を禁じられ、職を解雇された。 |
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●「私達が実験を始めた当時、遺伝子組み換え物質の生物の種に対する影響は、何一つ公開 されていなかった。人間がもう食べているというのに。人間をモルモットに使ってはならない。」 | ||||
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イグナシオ・チャペラ Ignasio Chapela 微生物学者 カリフォルニア大学バークレー校 遺伝子組み換え作物の作付けが禁止されていたメキシコで、2000年に遺伝子組み換えトウモロコシを発見。遺伝子汚染の深刻な広 がりを明らかにする。 2001年に科学誌「ネイチャー」にその論文を発表し、バイオ産業界から激しい攻撃を受ける。 また、企業から大学への数百万ドル規模の出資に公然と反対し、2002年から3年間、終身在職権の取得を拒否された。 |
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●「科学者を縛るのは、権力による妨害よりもむしろ自分の意識だ。それは自 己検閲という形で現れる。」 | ||||
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アンドリュー・キンブレル Andorew Kimbrell 弁護士 ワシントンを拠点にするNPO「食品安全センター」代表 米国・食品医薬品局(FDA)に)対して、遺伝子組み換え食品の健康へ安全性テストとその表示義務を求めて、訴訟を起こす。 ●「FDA(米国・食品医薬品局)の6万ページもの内部資料を手に入れた。そこでは政府機関の科学者たちがGMOに関して、毒 性、アレルゲン、免疫、栄養低下、環境汚染等の研究の必要性を何ページにもわたって書いている。だが研究はいっさい行われなかっ た。」 |
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ジェフリー・スミス Jeffrey Smith 作家・ジャーナリスト 10年以上にわたって遺伝子組み換えの問題を追及してきた。 ●「科学者への攻撃は、バイオ産業によって巧妙に仕組まれシステマチックに世界規模で連携される。それは彼らのビジネスの一環な のだ。」 |
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ニーナ・フェドロフ Ninna Fedoroff 分子生物学者 米国大臣科学顧問 ●「遺伝子組み換えが原因だと立証された症例は一つもありません。 農業に現代技術を使わないなんて、それは後退というものです。医者に19世紀の方法で治療して欲しいと望むようなもの、それが有 機農業です。」 |
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アントニオ・アンドリオリ Antonio Andriorli ブラジル・オーストリア 哲学・環境教育研究者 ●「現代は自然に対しても特許が取られる。これは新しい封建主義であり、過去の時代への逆行だ。」 |
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テリエ・トラーヴィク Terie Traavik 分子生物学者 ノルウェー GenOC理事 ジーン・エコロジー研究所代表 ●「我々の仕事は、科学的な最悪のシナリオを仮説として立て、実験し、仮説を強化するか、あるいは破棄することだ。それが社会的 任務だ。」 |
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監督からのメッセージ | ||||
私は30年以上にわ
たって、クラウス・シュトリーゲルとともに私達のプロダクション、デンクマル・フィルムにおいてドキュメンタリーを作ってきまし
た。ずっと一貫して、政治と環境と社会をテーマにした作品を作り続けています。 私は 民主主義の文化と広い意味での「教育」についての映画を作る事に専念しています。社会的な問題に取り組んでいる人々に焦点をあて、映画に撮ることで彼らを 力づけたいと願っています。「どうやったって何もできないのだ」というドグマなどに誰も服従してはいけないと思うのです。 この10年間は、遺伝子組み換えをテーマにした作品を監督・製作してきました。 私の新しい作品『サイエンティスト(原題:Scientists under Attack)』は、遺伝子組み換えと科学の自由 をテーマにしたドキュメンタリー・スリラーです。 |
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