それは除草剤を撒いても枯れない,
遺伝子組み換え菜種だった。
「フランケンシュタイン植物だ・・・」
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カナダの農民パーシー・シュマイ
ザーの菜 種畑は、1997年、
風で飛ばされてきた遺伝子組み換え(GM)種子によって汚染された。彼は50年間の仕事の成果
を全て失った。
その上、GM種子を開発したモンサント社に特許権の侵害で訴えられた。裁判所は彼に損害賠償金
の支払いを命じた。
モンサント社は彼と家族の行動を監視し精神的ダメージを与え続けた。しかし、パーシーと妻ル
イーズはその圧力に屈せず最高裁に訴えた。米国でも同様にモンサント社に抵抗する農民達がい
た。
モンサント社の狙いは何か?
巨大企業に立ち向かう農民を支えるものは何か?
そして、最高裁の下した判決は?
原題:Percy Schmeiser -David versus
Monsanto
コロンバス国際映画祭クリス賞受賞
2009年/ドイツ/65
分/英語・日本語字幕付
監督:ベルトラム・
フェアハーク/製作:デンクマル・フィルム(ドイツ) 日本語版制作:小林大木企画
★DVD
発売
★ベルトラム・フェアハーク監督 2013年B.A.U.M.環境賞(ドイツ)を受賞
環境保全と持続可能性への貢献にたいして。(→)
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★映
画に寄せられた声
(アンケートより) |
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自主上映受付中
1日3万円〜 (詳細は以下をクリック)
・貸出し料金案内
・上映会の手引き
・自主上映申込書 |
●主な登場人物 |
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パーシー・シュマイザー Percy
Schmeiser (カナダ)
●花粉の遺伝子に特許が認められれば、特許法により全ての作物や種子が奪われてしまう。
●自然と生命に特許を取る権利は誰にもない。農民には自分の育てた種子を蒔く権利がある。 |
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ルイーズ・
シュマイザー Louise Schmeiser (カナダ)
●彼は私がいることで闘えた。支え合いが必要ね。彼が意気消沈する時もある。その時は私が励ま
すの。
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デビット・
ラ ニヨン David Runyon (米国 農民)
●私にはもう一人、この経験を話せる人がいてね、幸運にも助けを求めることができたんだ。話を
して助かったよ。人の支えで恐れが消える。
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トロイ・ロ
ウ シュ Troy Roush (米国 農民)
●人類は一万年前に豆と出会い、ゼロからここまで育てたんだ。
そこにモンサントが遺伝子を挿入する。遺伝子に特許を取り、種子にも在来種にも特許を取る。そ
して「我々のものだ」と言う。ナンセンス!人類のものですよ。
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テリー・ザ
ク レスキー Terry J. Zakresky (弁護士)
●私達が訴えたいのは、この国では生物を支配する特許が人に与えられているということです。特
許の対象となる生物の数は増え続けています。
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